大学入試が変わる!?大きな変更点を解説! | 個別指導SUNS葛西校

大学選び

こんにちは!個別指導SUNSです。

本日は、今の小学生や中学生でもほとんどの人が通ることになる大学受験について話していきたいと思います。

大学入試は将来の仕事(就職活動)にも大きく影響するので、ふだんから大学入試のニュースなどは見るようにしてみてください。

みなさん、こちらのニュースは見ましたでしょうか。

「年内入試で学力試験解禁、主要30私大の対応は 立教・法政は見送り」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD294TB0Z20C25A5000000

ちょっとしたニュースのように見えますが、とても大きな変更です!

文部科学省が、大学入試において年内入試に学力試験を行うことを条件付きでOKしたというニュースです。

中学生で極端に例えるなら、2月に行う高校入試を年内の10月にやります!っていっているようなものです。受験生なら驚くのではないでしょうか?

いつか大学入試を皆さん受験することになると思いますので、知っておいて損はないと思います。

では、少し詳しく説明していきますね!


1.従来の入試時期と入試の種類

大学入試は、大きく分けて3つあります。

総合型選抜と学校推薦型選抜、一般選抜の3種類ある中で、従来までは学力をその場で問う筆記試験は一般選抜のみでした。

高校3年の1月に行われる共通テストよりも前に学力試験は行ってはいけませんでした。

そもそも高校教育が3年間要するからです。

総合型選抜や公募制推薦、学校推薦型選抜などと言われる年内に行われる試験は、枠人数は少ないものの面接や小論文、プレゼンテーションなど多角的な評価で合否が決まっていました。

一方で、一般選抜は筆記試験のみの試験で、シンプルに学力が問われます。

しかし、今年度からその学力試験を年内の推薦入試などに組み込むことがOKとなりました。

ルールとして学力試験だけで合否が決まることはないようですが、おそらく学力試験の比重が重くなってくると思います。

すなわち、高校の授業が全範囲終わっていないにも関わらず、大学入試が始まってしまうということになります。

大学側も優秀な高校生を早く確保したい、受験料で稼ぎたいという思惑があるので、この制度を利用する大学がどんどん手を挙げてくると思います。


2.実施大学例

以下にもう導入を発表している大学を記載します。

東洋大学…学校推薦型選抜に基礎学力テストを導入

昭和女子大学…公募制推薦入試基礎学力テスト型(11月試験)を導入。すべての学科で併願も可能。試験科目は英語+現代文、あるいは、英語+数学

関東学院大学…総合型選抜試験に基礎学力評価型を導入。書類、基礎力テスト、面接が課される。

これらは実際に入学するためでなくても、模試的な役割(年明けの一般試験に向けて腕試し)としての利用もできます。


3.受験生が対策すべきこと

では、受験生やこれから大学入試を迎える学生が対策しておかなければいけないことは何なのか。

早い段階から大学受験にむけて準備するというのは大前提大事になってきます。高校受験が終わったら、すぐ大学受験に切り替えるということも必要になってくるかもしれません。

ただし、高校によっては受験の段階でそもそも習っていないところも出題されるということも十分にあり得ます。

私立高校は早々に対応して授業スピードをあげることもしてくれると思いますが、中堅公立高校はなかなかそうもいかないかもしれません。

本来、大まかな勉強の流れとして、授業で習う→総復習→受験対策演習が必要になってくるところの「授業で習う」がないということです。

そのため、高校生は早い段階で志望校を決めて、年内入試が必要とされるのならば、

塾に入って予習したり、自習して高校範囲を早期に習い終えることが必要となってきます。

(高校3年生春にはすべての受験範囲を終えていたいところです、、、)

個別指導SUNSでは、大学入試対策も可能です。

勉強スケジュールだけでなく、生徒本人の将来の進路決定の相談も大歓迎です。

いっしょにどのような道が生徒本人にとって幸せになれるのかを考え、大学入試にも柔軟に対応していきたいと思っています。

気になることがあれば、いつでもお問い合わせください!どんな方でもお待ちしております。