葛西第三中テストを分析!数学編 | 個別指導SUNS葛西校

定期テスト対策

こんにちは!個別指導SUNS葛西校です。

隣中学校(東葛西中・葛西第三中)の1学期期末試験が終わりました。

みなさん、思い描いていた点数は取れましたでしょうか?

決して目標点に届かなくても、9月、11月の定期試験で挽回できるよう、

なぜ目標点を取れなかったのかを明確にしていきましょう。


そこで、今回は葛西第三中の中3数学のテストについて分析していきます!

今回の試験範囲は、乗法公式、因数分解、式の計算の利用、平方根でした。

まず問題を見て感じたのは、

問題量が多い!!

試験時間50分で、合計41題(証明問題4題)!

そして、問題の難易度としては簡単ではない部類に入るのではないかと思います。

全体を通して、

・計算ミスをしない正確さ

・試験時間以内に解き終える計算スピード力

・解き方の暗記だけでなく、数の性質も理解する思考力

すべて求められたのかなという印象です。

簡単に解ける問題もあるので、平均点は50点台に落ち着きそうですが、

高得点取れる子はそう多くはないんじゃないかなという印象です。


では、もう少し細かく見ていきましょう。

大問①~⑦までは、乗法公式を用いた展開や因数分解、平方根の計算問題で、

教科書を理解し、しっかり基本問題を演習しておけば、どれも解ける問題でした。

ここを早く解くことで、後半に時間を使えた人は高得点取れたのではないでしょうか?

とはいえ、ただ一般的な因数分解の問題を解いているだけでは悩まされる問題もありました。

たとえば、次の2つの問題

解き方がすぐ思いついた人は、普段の勉強の中でただ機械的に計算しているわけでなく、

ちゃんと考えて問題に取り組めていると思います。

逆にこの2つの問題の解き方がすぐ思いつかない人は、解き方を暗記しているだけという可能性があるので、普段の勉強を見直す必要があると思います。

計算問題をただ例題通りに解くだけでなく、どうしてその公式が使えるのか、など普段から考えるようにしましょう。


では次!

大問⑧~⑫は、式の計算の利用を中心とした問題で、証明問題も4問含まれてました。

こちらも基本的には、教科書や塾の教材で扱った演習問題を完璧にしていれば、そこまで難しくはないかと思います。

下のような問題もSUNSで扱っているテキストにも例題として載っているような問題ですので、普段通り解ければ難なくクリアできたかと思います。

ただ最後の1問だけできない人は多かったんじゃないでしょうか?

私が問題見た時も、決して難しいわけではないけど解けない生徒が多くでそうな、絶妙な問題だな、と感心しました。

その問題がこちらです。

一見、そんな難しくないように見えますが、計算すると

奇数の平方から1を引いた数は、4n(n+1)となります。

ここで多くの生徒は、「えっ4の倍数じゃないの!?」って考えたと思います。

ちゃんと普段から数の性質を考えている生徒であれば、n(n+1)が連続する二つの整数の掛け算なので必ず2の倍数になることが判断できたかと思います。

この問題できた人はかなり少なかったんじゃないでしょうか。


繰り返しにはなりますが、難しい大問はないものの、問題量が多く、かつ様々な問い方で、基本問題が出題されている印象です。

個別指導SUNS葛西校では、様々な問い方のパターンに対応できるようにさまざな教材を使用して、問題演習しております。

今回の葛西第三中学校3年生の数学の構成を見る限り、しっかり勉強して、ミスさえなければ、少なくとも75点以上は取ってほしいテストかなと思います。

点数が伸びずに苦しんでいる方、是非お気軽にご相談ください!

次の試験に向けてがんばりましょう。